漢字についての勝手な考察その3 粋(いき・すい)

粋と言う字はとても面白い漢字です。いきと読めば江戸の言葉で、すいと読むと上方の言葉になるそうですし、江戸と上方では意味も違うらしいのです。詳しく調べれば面白い発見があるかもしれません。

でもこの文章は漢字についての勝手な考察ですから、意味はさておいて、漢字そのものを分析します。
粋という漢字を偏と旁に分けると、偏が八十八で旁が九十、八十八と九十の真ん中は八十九ですから、やっとく(とにかくなにかやっておくのやっとく)と、やっと食う(生きるだけで精いっぱい)の二つの意味を持っているといわれています。しかしながら私はそうは思いません。八十九ははっとくる(目が覚める)だとおもっています。
また、偏が米、旁が卆(そつ)ですから、生きる糧と卒業の真ん中で、生きるのみでもなく、全てを悟るわけでもなく、その間にある遊びのある生き方を面白いと言っているのではないでしょうか。

粋という漢字が醸し出す独特の雰囲気を他の言葉で表現することはそれこそ野暮なのでやめますが、本当の意味は解らずとも、皆が皆「どうせ生きるなら粋に生きたい」と思ってしまうこの言葉の不思議な魅力は本当に面白いと思います。

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